続・曖昧は続かない

水槽のクジラ(vo.gt)

2018-01-01から1年間の記事一覧

おんなじこころ

ここ数日所謂「同属性」の人と話すことが多くなった。 今までの環境は身の回りに同じ属性の人がほぼいなかったと思う。いや、いるのだけど 言葉の周波数は違ったりその質感の違いというのは対象の距離が近ければ近いほど大きな差としてそこに存在してしまう…

むいていない

人間、向いてないこと あるよね 僕は一般社会の生活に心底向いてない 割と人との対応出来るし ちゃんとすればちゃんと出来ると思っていましたけど、まやかしでした だから音楽しかない、みたいな思考は嫌なんだけど結局ここに行き着いてしまうのだな と思う

まもっている

あらゆる気持ちをオフにしてまで守りたい自分がいる 自分の思う 人を愛するって気持ちは間違ってるのだと思うよ 自己愛の裏返しだから ほんとうのこころが欲しいだけのぬいぐるみと僕は何も変わらないような気さえする

こういうかんじ

ああ、こういう感じね。と気付く事 人にこんな事してんだな、んで君はこんな事思ってんのかな とか 分かるのに手を下さないのは、やっぱり誠実さが無いな

あらいもの

かなしいことはグラスの底によく溜まる 丁寧に洗ったつもりでも、そんな気がしてただけなんだな 汚れも匂いも もっと上手な取り方があるのにな と 普段使っているタンブラーを洗っていて思った。 僕は洗い物があんまり上手ではないみたい。

雑記_1

・疲弊しきった身体から出て来る言葉ってのはすんごいフラットだ 自分の言葉ながらにハッとする ・もう僕の人生に関わる事が無くなった人の影が見当たるはずのないところでちらついた。その影を見つけた僕はそれを拾って帰りたい、なんて。未だこの白いTシャ…

おもひでオーヴァードライヴ

10/14、さぬんさんの日、楽しみだな。‪やっぱりキノトは僕にとって特別なライブハウスなのだと感じる。 ダメになるまで朝までテキーラ飲み干した事とか、そのままの身体で気付いたら電車乗って栃木まで眠ってた事とか。僕らの企画で打ち上げ最後まで残ってく…

ぼくはもうなにもきみにわたせはしない

本当にその歌詞の一節を話していたんだ、という話を聞いた。僕が久々にカラオケに行った時に歌った歌を友人が聴いて「國光くん、わたしにこれ言ってきたんだよね」って。 彼の言葉を引き金に 僕は君に何を渡せるんだろう と考えるけれど、きっと僕は渡すどこ…

可笑しくって飛べそうな空

やたらときみのシャンプーのにおいがしてしまう帰り道。これは何処にでもあるドラッグストアのにおいで、恐らく君は量産型。そんなところが可愛らしいのだと思いながら、帰路につく。 特別さなんて、誰にもきみにもあまり必要ない事なんだって思う。そしてそ…

おともだち

青春のおわりに指の隙間からほろほろとこぼれ落ちた人達が沢山いる。君の意識からも僕の意識からも随分遠退いてしまった。それはカーテンの奥に見える陽のような、確かに曖昧にそこにあってさわれないもの。 今どんな髪型をしてるとか、色々愚痴を聞いた恋人…

さわらないでね

ふと、やさしいからだ という漫画の最終話を思い出す。大気汚染が進んで人類が皆薄い膜の羊水入りのスーツに身を包んで暮らしていて、それを破ってしまえば生きてはいけない人たちのお話なんですが、この羊水入りのスーツは今の僕に置き換えれば「水槽のクジ…

fa

どうしよもない甘ったるさにくるまって眠りたい そんなときもある おれもきみも

はちがつ

僕をやさしく呪っていた守ってくれていた この春色のケロイドも随分と肌の色に馴染んで もうなんでもない思い出になっていきました。 それは望んでいたこと。だけど今この胸の収まりは悪くて、結局は不安と憂鬱で満たしている事が安心な人間だったって事に気…

青春のおわり

ワンマンから一週間以上が経ってしまった。 現編成での最後の演奏を聴きに来てくれた皆様、本当にありがとうございました。 そして、少しでも気にかけてくれたみんなも。本当にありがとう。 バンドは終わらない、けど明確に青春は終わりました。 今回のワン…

3月

かわいいだけの春 それが身体を満たしていた事は小さな昔で 単純な経年変化か それとも僕のこころは穴だらけだったから こぼれ落ちてしまったのか 分からないけれど それを愛しいと思っていた事は本当だよ 今日は暖かかった でも春のにおいはしなかった 春は…

ri

何かあるフリして中身なんて無くて ただ臆病で膨らんだきみのことが好きだったな かわいい人だと思った

たくさんのことが

駆け抜けて行ったような ただ通り過ぎるのを待っていただけか 大きな引力にただ吸い込まれて 時間のない無力みたいなものに 対岸に見える人は誰だろう 愛してほしかった愛さなくてはいけなかった 欠損を抱えていても 傷口があぶくになっても 自分のこと あな…