続・曖昧は続かない

水槽のクジラ(vo.gt)

3月

かわいいだけの春 それが身体を満たしていた事は小さな昔で 単純な経年変化か それとも僕のこころは穴だらけだったから こぼれ落ちてしまったのか 分からないけれど それを愛しいと思っていた事は本当だよ

 

今日は暖かかった でも春のにおいはしなかった     

春はまだ来てない そしてもう怖くもない

たくさんのことが

駆け抜けて行ったような ただ通り過ぎるのを待っていただけか 大きな引力にただ吸い込まれて 時間のない無力みたいなものに 対岸に見える人は誰だろう 愛してほしかった愛さなくてはいけなかった 欠損を抱えていても 傷口があぶくになっても 自分のこと あなたのこと 本当のこと 愛して欲しかった愛さなくてはいけなかったよな 臆病者だとしても 互い違いの磁石なら それは叶ったこと?

九月

9/2

 

遅ればせながら、繋ぐ窓 vol.5はありがとうございました。会場限定版ですが、シングルを出した。

今回は僕が各楽器の録音やらミックス、マスタリングまで行っています。

 

楽曲も今までになかった楽曲群で、疾走する水飛沫のような楽曲「spring cider girl」、クジラ史上最速の楽曲「ダイヴィング・プール」、コーラスワークとオルタナシューゲイザー推しな楽曲「かさなるあくび」、

どれも最高の楽曲達だと思います。

 

企画に出演してくれた 羊文学 も17歳とベルリンの壁 もありがとうございました。イベントを通して僕らのやりたい事が少しでも感じられたならいいなと思う。

 

 

 

9/12

 

下北沢MOSAiCにてライブだった。

すごい久しぶりのモザイクだった気がする、plot scrapsすやまくんとyeti let you noticeのまさるくんと大富豪したのすんごく楽しかった。イエティはいつ観てもライブがいい

たのしい日だったと思う。

 

 

9/23

 

吉祥寺WARPにてyukueのレコ発企画だった。

you,anyのみつきゃすとyukueはじめさんとやたら話した。みつきゃすが言ってくれた「あなたは船を作る人ってよりは、船そのもの」って言葉が何だかしっくりきた

はじめさんはこんな楽しい日達もだんだん過ごせなくなっていくと言っていたけど、そうとも思うしそうとも思わない。こんな日を永劫枯らさないことだって出来るはずだし、思い出のお化けにならずに生きていく術だって沢山ある。それにはエネルギーがいるが、人生なんだってそうなんだと思う。

 

僕はもう思い出が身体にとどまらなくなってしまったから、僅かに濁る今だって煌めきながら過ごしていたい。そう思ったりします。

 

 

7月

気付いたらもう7月が終わる。

気付いたらもう夏めいていた。

頭と季節がうまく繋がらないまま8月になってしまう ひゃあ

 

7月は某バンドの録音から始まり、その直後クジラの録音が始まって、そこからミックスをし続けていた気がします

何時もやっていた海の日の企画も今年はやらなかった、から余計に今日まであっという間過ぎ びっくりだよ

 

無事ミックスは終わって、音だけで言ったらもう何時でも聴ける状態にはなってる。

 

冒頭で言い忘れていたけど、そして文章から分かるとは思うのだけど今回の音源は僕が録音、ミックス、マスタリングまでの全行程を行いました。

楽曲がいいのはそもそもで、自分達だけでもこんだけ出来るんだってのを感じてもらえれば嬉しい 流通版と変わらないクオリティのものが出来たよ

 

9/2は新しい音源を買いに来て欲しい 是非とも

 

録音の仕事も請けているので、是非とも依頼下さいバンドの人や弾き語りの方々

 

 

8月からは東京ライブラッシュだ

7月東京無かったからね、是非とも観たいときに観においで 待ってます

 

 

 

音楽について_

 

突然ですが、僕はpolyABCというバンドが大好きです。

彼らの屈指の名曲をこちらに上げておきます。

 

polyABC「atmosphere」

https://youtu.be/PV77fqMbTLM

 

 

所謂ギターポップ的な楽曲群なんだけど、根本にメロディック・パンクのエッセンスがあって、(このアルバムに入ってない楽曲達、特に初期はかなりパンク)当時流行のポストロック、エレクトロニカっぽい雰囲気もあったり、そんなアプローチの幅広さが散漫にならず、しっかり消化していて音楽的な底の深さが見えるし、何よりvoコバヤシさんの声とメロが良すぎる。コーラスワークも美しい…。

 

現在活動休止しているようですが、再開したら絶対ライブ行く。

 

 

 

 

 

以前お付き合いしていた方に教えてもらったバンドで、当時受けた衝撃はすごかった 約3年前

僕は生で観たことはないし、ネット上にもこのバンドの情報があまりないのでほぼ音楽だけでこのバンドに対して恋をしているのですが、月並みだけどそれってスゴいことだと思う 音楽の力なんて安っぽい言い回しかな、でも信じちゃうよね

音楽に対して希望を失ってみたりも割としますが、そんな時はこの体験を思い出したりしてみたり すこしだけ勇気が出る

 

自信が無い、って話じゃないが 僕はそういう作品を作れてるのかな っておもったりする

僕たちの作品が誰かの恋に、そして原風景になったらとてもうれしいことだな どんなかたちで生き続けてくれてもいいから