続・曖昧は続かない

水槽のクジラ(vo.gt)

おんなじこころ

 

ここ数日所謂「同属性」の人と話すことが多くなった。

今までの環境は身の回りに同じ属性の人がほぼいなかったと思う。いや、いるのだけど 言葉の周波数は違ったりその質感の違いというのは対象の距離が近ければ近いほど大きな差としてそこに存在してしまうと感じる。

 

僕を形成する上で重要な、高校の頃の同級生がいる。

23歳くらいの頃までよく会っていた彼女はその「同属性」で、音楽とか思想とか本人には言っていないけど多大な影響を受けてきた。勘が良くて諦念持ちで不器用で、人生つらいと言いながらもちゃんと生きようとする人でした。

かたちをかえたとしても、根幹に残っているのは彼女と過ごしてきた無色の青春なんだと思う。

 

近頃会う人々と話すことも、同級生とよく会って話していた頃への回帰を図らずともしているような状態なのだと気づく。自分のパーソナルなものの再認識をしたかったんですね。自意識のリハビリって感じ。

 

この「同属性」の友人たちもこれからかけがえのない存在になっていくのでしょう。