続・曖昧は続かない

水槽のクジラ(vo.gt)

おともだち

 

青春のおわりに指の隙間からほろほろとこぼれ落ちた人達が沢山いる。君の意識からも僕の意識からも随分遠退いてしまった。それはカーテンの奥に見える陽のような、確かに曖昧にそこにあってさわれないもの。

 

今どんな髪型をしてるとか、色々愚痴を聞いた恋人の話は今どうなったとか、数多の友人のことが気になりはするけどいまは僕にとって必要の無い、君にとっても必要の無い存在であるのでしょう。

 

でも実際悲しさも寂しさもなくて、お互い生き続けていればたぶんまた結び合うだろうし結び目は固すぎず緩すぎずが丁度いい。必要がないのに離れられないのは苦しい。でも靴の紐は固めに結んだ方がいい。アレは少しも解けなくていい。

 

 

 

昨日の日記は死人のような見え方をしてしまった気がするが、僕は割と元気です。以前メンバー募集したバンドをあくせく動かしている。期待してくれ。