青春のおわり
ワンマンから一週間以上が経ってしまった。
現編成での最後の演奏を聴きに来てくれた皆様、本当にありがとうございました。
そして、少しでも気にかけてくれたみんなも。本当にありがとう。
バンドは終わらない、けど明確に青春は終わりました。
今回のワンマンのタイトルにもなった「かたちのおわり / かたちをかえて」という僕らが初めて出した全国流通盤は、極個人の話だが青春の終わらせるための作品だった。
だから、あの作品を出して 本当は一度死んでるんだと思います。青春に縋った自分がうまく生きれるようにするために、これからもうつくしいもの見れるようにするために。でも、結局縋っていたんですね。
僕はワンマンのとき 覆水盆に返らず ということわざの話をしたけど、返してしまったのは自分の青春でもあるし、人間関係でもあると思うし、言い尽くせない色んなものが取り返せないものになっていきました。
でも、僕はまた新しく水を注げるとも思っているし それが人生において一番幸せであったりうつくしいものを見るための最善の方法なのだとも思っています。
僕以外の脱退の理由、そんな感じでしょうか。
各々に各々の理由があるし、簡潔に言うならそれぞれが別のところへ向かうため、です。わざわざ言わなくても感じてくれてると思うけど。
僕はクジラもそうだし、新しくバンドも始めてみるし、色々吹っ切れてるのでこれからを楽しみにしててほしいです。
僕は音楽家で、音楽を続ける歌を歌うことでしか証明できないと思うので。色々すぐにお知らせできないことだけが申し訳ないのだけど。
何にせよ、これからもどうぞよろしくね。
水槽のクジラ
vo.gt 西田諒平